2016年7月1日金曜日

dvipdfmx で作成した pdf に印刷制限等をかけるとファイルが壊れる?

Windows 環境で LaTeX を扱っているのですが、 dvipdfmx で作成した pdf ファイルに、Adobe Acrobat Pro DCで権限パスワードを付与し、印刷制限をかけて保存すると、そのpdfファイルを Acrobat で開くことが出来なくなる。google docsやsumatra pdf readerなら開くことが出来る。……という謎めいたトラブルに見舞われました。

権限パスワードを付与して印刷、コピー、編集の制限をかける方法はこちら。
https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/using/securing-pdfs-passwords.html

理由は分かりませんが、解決方法としては、
『dvipdfmxで作成したpdfファイルをAdobe Acrobat Pro DCで開き、その他の形式で保存→最適化されたPDFで別名保存してから、そのファイルを開き直して制限をかける』ということで落ち着きました。

dvipdfmxで作成したpdfファイルを直接Acrobat で操作しないほうがいい、ということなのでしょうか。不思議ですね。例によって細かい追究はしていません。

dvipdfmx の機能で直接制限つきのpdfを作ろうとしたのですが、
This is dvipdfmx Version 20160307 by the DVIPDFMx project team,
modified for TeX Live,
an extended version of dvipdfm-0.13.2c developed by Mark A. Wicks.
このバージョン(w32tex)ではうまくいかなかった……残念。

0 件のコメント: